今、自分の死と向き合い、後悔しない最期を迎えるための「終活」が注目をされています。
終活の中でも特にエンディングノートの書き方は、雑誌やテレビでも取り上げられるなど多くの人が関心を寄せているのではないでしょうか?
でも、いざエンディングノートを書きたいと思っても、どんなことを書けばいいのか・何に書けばいいのか分からないことだらけ。
そこで今回は、終活には欠かせないエンディングノートの書き方についてご紹介します。
エンディングノートって何を書いたらいいの?
エンディングノートという言葉や大体の意味は知っているけれど、細かいことまではよく知らないという人、結構いますよね。
中には、遺言とごちゃ混ぜになっている人もいるのではないでしょうか?
確かに遺言ももしもの時に家族などに残すものですが、こちらは遺産など主に相続などについて書かれることが多いものです。
それに対してエンディングノートというのは特に何を書けばいいという事は決められておらず、自由に書くことが出来ます。
主に、自分が亡くなった時に家族が困らないように個人情報や医療関係、葬儀の方法など、法的な効果はないけれど、伝えたいことを書いておきましょう。
エンディングノートは何のために書くの?
エンディングノートは今メディアなどでも取り上げられることが多くなっていますが、そもそもなぜ書く必要があるのか分からないという人もいるのではないでしょうか?
エンディングノートというのは、自分が亡くなった時の希望を伝えたり、家族に思いを伝えることが出来たりするものです。
しかし、このエンディングノートが一番効果を発揮してくれるのは、自分が亡くなって家族が身の回りを整理する時です。
例えば、自分の希望に沿った葬儀をお願いすることが出来るのはもちろん、自分が亡くなったことを伝えてほしい人や、金融機関の情報などを書いておくと、残された家族がとても助かります。
他にも、亡くなる前であっても痴ほう症などで自分の意志が伝えられなくなってしまった場合、どのようにしてほしいのかをあらかじめ書いておくと、家族に負担をかけずに済むのです。
このように、エンディングノートを書くことによって、残された家族の負担を減らすことが出来るのです。
エンディングノートは簡単に手に入れることが出来る!
エンディングノートは、内容を自由に書くことが出来る反面、逆にどのように書いたらいいのか悩んでしまう人も多いものです。
しかし、最近エンディングノートが注目されていることもあり、書くべき内容があらかじめ記入されたノートが販売されています。
さらに、お金をかけずにエンディングノートを書きたいという場合には、無料でダウンロードができるサイトもあるので、ネットで検索してみて下さい。
エンディングノートを用意するときの注意点
エンディングノートというのは、残された家族のために自分の事を事前に細かく記しておくものです。
しかし、家族に伝えたい内容を細かく記入する反面、かなり多くの個人情報を記載することになります。
中には、パソコンやネットサイトのパスワードやクレジットカードの暗証番号など、他人には絶対に知られてはいけない情報も書かなくてはいけないこともあります。
その為、エンディングノートを書き終わったら、他人には絶対に目に触れない場所に保管しておくことをおすすめします。
エンディングノートを書くのは難しく考えなくていい
エンディングノートを書くとなると、細かなことまで書かなくてはいけないのでとても難しいというイメージがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、エンディングノートを書くからと言って、絶対にすべての項目を書き記さなければいけないという訳ではありません。
その時はかけなくても、後で書けばいいのです。
エンディングノートは、難しく考えずに気軽に書くことが出来るのもおすすめのポイントです。
まとめ
エンディングノートというと、自分が亡くなった後のことを記すので、どちらかというと書きにくいという人が多いのではないでしょうか?
しかし、エンディングノートはそのようなマイナスのイメージではなく、より自分らしい死を迎えるため、そして自分の死後の家族のために書き残すノートとなります。
その為、必要事項を書き記したら、最後には家族へ向けての温かいメッセージを綴ってあげてください。
そのメッセージが残された家族にとって一番の言葉となることでしょう。
エンディングノートは何歳から書き始めたらいいという事はありません。
思い立ったらぜひ一度エンディングノートについて考えてみてはいかがでしょうか?
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