こんにちは!
今回は、最近注目されている終活年賀状についてご紹介します。
最近、「終活」という言葉をよく耳にしますよね。
終活と一言に言っても、いろいろなものがあります。
例えば、
- エンディングノートを書く
- 生前葬を行う
- 断捨離
などなど。
そして最近では、翌年から年賀状を遠慮するという「終活年賀状」を出す人が増えてきているのです。
では、終活年賀状とはどんなものなのでしょうか?
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終活年賀状ってなに?
そもそも終活年賀状と言ってもどんなものなのか分からないという人もいますよね。
終活年賀状というのは、
「翌年から年賀状を出すことをやめます」という一文を添えて出す年賀状のことを言います。
なぜ終活年賀状をだすの?
年賀状というのは、普段からお付き合いがある人や、年賀状だけのお付き合いになってしまっている人など様々ですよね。
そして、年を重ねるごとに年賀状を出す枚数は増えていくかと思います。
しかし、年を重ねるごとに毎年大量の年賀状を出すことが大変になってきますよね。
だからと言って急にぱったりと年賀状を出すのをやめてしまうのも、相手から見ると交友を断たれてしまったと感じられあまりよくありません。
そこで年賀状をやめる前にきちんとその旨を伝えておくというのが終活年賀状なのです。
終活年賀状は何歳頃に出す人が多い?
終活年賀状を出したいと考えているけれど、何歳ごろに出したらいいのか良くわからないという人もいます。
終活年賀状を出すタイミングは人それぞれですが、多くの人は60歳の還暦や、70歳の古希など、高齢を理由にする人が多いようです。
実は最近では、終活年賀状を出す年齢層がだんだん下がってきていて、中には40代・50代でも終活年賀状を出す人が増えてきています。
若い人が終活年賀状を出す理由としては、
- 人間関係の断捨離
- 年賀状を書くことが面倒だから
このようなものが挙げられます。
終活年賀状を書くときの注意点
終活年賀状を書くときに注意しなくてはいけないのは、
「受け取った相手が絶縁されたと誤解しないようにする」
という事です。
その為には、ただ来年から年賀状を辞退するという事を伝えるだけでなく、
- 今までの感謝の気持ちを伝える
- なぜ年賀状を辞退するのかその理由をきちんと伝える
- 年賀状を出さなくとも、きちんと関係を続けていきたいことを伝える
このようなことをしっかりと文章に含めるようにしましょう。
終活年賀状の例文とは?
では、具体的に終活年賀状の例文をいくつかご紹介します。
例1)
お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます
平成から令和へと時代も移り変わり私も高齢となりました
そのため誠に非礼ながら毎年の年賀状は控えさせていただきたく存じます
これまであたたかい賀状を賜りありがとうございました
今後とも変わらぬお付き合いを申し上げるとともに
向寒のみぎりくれぐれもご自愛なさいますようお祈り申し上げます
例2)
謹賀新年
旧年中は大変お世話になりありがとうございました
さて私も今年で○歳になります
年々私も高齢となってきており そのたびに手元がおぼつかなくなってきました
つきましては、誠に申し訳ありませんが
今年のお年賀の挨拶をもって年賀状の交換を最後とさせていただきたく思います
今後の皆様のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます
例3)
あけましておめでとうございます
令和の時代が始まり 輝かしい新年をお迎えのことと思います
さて 元号が改まりましたのを機に 皆様ともSNSで交流を深めたいと思い
LINEのQRコードを添えさせていただきました
友だち登録をしていただけるとうれしいです
年始のご挨拶も 来年からは LINEにてさせていただきますね
今年もよろしくお願いいたします
終活年賀状のデメリットとは?
一見出す側から見るとメリットの多い終活年賀状ですが、もちろんデメリットもあります。
それは、
- 受け取った相手が気分を悪くする
- 終活年賀状をきっかけに縁が切れることも
- 高齢者の場合孤独死につながることも
このようなことが挙げられます。
特に、今まで何十年も続けてきた年賀状のやり取りが終わってしまうと、どんなに丁寧にあいさつをしても、人によっては気分を害し、そこで縁が切れてしまう事も考えられます。
終活年賀状を出す場合には、メリットだけでなくデメリットもきちんと知ったうえで出すようにしましょう。
終活年賀状を貰ったらどうしたらいい?
では逆に終活年賀状を貰ったらどうすればいいのでしょうか?
中には、
「相手は年賀状を出さないけれど、こちらからは通年通り送りたい」と考える人もいるかと思います。
しかし、こちらから年賀状を送ると相手に気を遣わせてしまい、終活年賀状の意味がなくなってしまいます。
もしも終活年賀状をもらったら、翌年からはこちらからも年賀状を送らないようにするなどの配慮が必要です。
まとめ
終活年賀状は、翌年からの年賀状のやり取りを遠慮するもので、何歳からという決まりはありません。
終活年賀状を出すときに大切なのは、
- 相手に失礼のない文例で送る
- 決して縁を切るというわけではないことをきちんと伝える
- 年賀状をやめる理由を伝える
という事です。
年賀状でのやり取りがなくなってしまっても、大切な相手とはいつまでも関係を続けていきたいですね。
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