こんにちは!
突然ですが、自分自身の終活って考えたことはありますか?

さくらもちはまだまだ子供の事で精一杯で今まで全く考えたことはありませんでした。(;’∀’)
最近では、様々な理由から独身で老後を迎える人が多くなっています。
そして、いわゆる「おひとりさま」でも終活を行うことは大切となってきます。
それどころか、おひとりさまだからこそ早くからしっかりと終活を始める必要があるのです。
今回はおひとりさまで行う終活の方法や注意点などについてご紹介します。
おひとりさまに終活は必要?
終活というと、自分の死後残された家族のために行うものというイメージがある人も
多いのではないでしょうか?
そうなると、おひとりさまなら残す家族もいないので
終活は必要ないと考えている人もいるのではないかと思います。
しかし、実はおひとりさまだからこそしっかりと終活を行っておいた方がいいのです。
終活を行うことで、自分の死後の葬儀やお墓、
そして亡くなる前であっても重大な病気になったり、孤独死になったりするなどの
老後のリスクを回避することができるのです。
おひとりさまは終活を早めに行った方がいい
おひとりさまというと、自分だけという気楽さがありますよね。
しかしその一方、突然の事故や病気などで急に動けなくなってしまうという事も
十分に考えられます。
突然起こりうるリスクは、年齢を重ねれば重ねるほど上がっていきますし、
もちろん体力が衰えたときに頼れる人が少ないものでもあります。
そう考えると、おひとりさまだからこそ若く元気なうちに終活だけでなく
万が一に備えておくことが大切なのです。
おひとりさまの終活で行う事
おひとりさまでも終活を行うことは大切だという事は分かりましたが、
いざ始めようとしても実際にどのようなことを行えばいいのか分かりませんよね。
では実際にどんなことを行えばいいのかご紹介します。
遺言書を書く
自分一人だけなので、遺言書を残す必要はないと思っている人も少なくありません。
しかし、相続などが必要なくても遺言を残すことはとても大切な事です。
例え遺す人が明確にいなくても、自分の財産を後々どのようになるのか気になりますよね。
もし特に明確な意思が残っていなければ、身寄りのない人の遺産は国庫となります。
しかし、遺書を残すことによってお世話になった人に遺したり、寄付をしたりすることも出来ます。
エンディングノートを書く
エンディングノートを書くこともおひとりさまの終活ではとても大切なことになってきます。
葬儀の希望や遺産の処分方法はもちろんですが、ネットのパスワードや銀行の暗証番号なども
きちんと残していくことで、残された人の手間を大幅に省くことができるのです。
遺品整理をする
おひとりさまの遺品整理は、ただ単にモノを処分することで自分が亡くなった時の周りの負担を
軽くするというだけでの意味合いではありません。
自分がもしも身体が思うように動かなくなった時、
物がたくさんあるといろいろと面倒ですし、家の中で動くにも大変ですよね。
遺品の整理は体力も必要なので、若く体力があるうちに行っておくことが大切なのです。
お金の整理をする
自分の資産を様々な形で持っているという人も多いのではないでしょうか?
現金はもちろんですが、銀行に預けていたり株式投資や土地投資など、
資産運用をしていたりするという人も少なくありません。
しかし、いざ自分がなくなってしまったらどのような資産があるのか周りには
わかりにくいものです。
自分がどのような資産を持っているのか明確にしておくことも
おひとりさまの終活では重要なのです。
葬儀やお墓の準備をする
おひとりさまの場合、自分が亡くなった時にお世話になる菩提寺や葬儀社、
そしてお墓が決まっていないという人もいるのではないでしょうか?
死後も希望の葬儀ができるように、そして安心してお墓に入れるように、
生前にきちんと手配をしておくことも必要です。
おひとりさまか終活をするメリット
おひとりさまというと、自分がなくなっても身内の人がいないので、
特に終活を行う必要はないと思っていませんか?
しかし、終活というのは自分の死後の事ばかりに向き合って行うものではありません。
では、おひとりさまが終活を行うメリットを見ていきましょう。
一人で亡くなることの不安がなくなる
おひとりさまは、一人だけなので自由に生きていけるというメリットがある反面、
一人でなくなることが不安に感じる人が少なくありません。
しかし、しっかりと終活をしておくことで自分が亡くなるときのビジョンが見えやすくなり、
一人でなくなることの不安を払しょくすることができるのです。
自分自身の老後と向き合えるので老後が充実する
終活というのは亡くなる時の事だけを考えるのではなく、
自身の老後についても考えるものでもあります。
自分がどのような老後を迎えたいのか、そして老後にどのようなことをしたいのかを
終活の時に考えておくことで、充実した老後を過ごすことができるのです。
おひとりさまなら突然死などの事も考えておこう
おひとりさまの不安毎の一つが突然死です。
一人暮らしの人が突然死を迎えても、
誰にも気づかれずに長期間そのままにされてしまっていたという話は珍しくありません。
しかし、事前に終活で突然死が起きたときのことを考えておけば、
そのような不安もなくすことができます。
おひとりさまに必要な老後の準備
おひとりさまの場合、老後も自分で自分の面倒を見なくてはいけません。
しかし、年を取って体力がなくなると、
なかなか自分のことをすべて自分で行うのは困難になってきますよね。
ではおひとりさまは終活でどのように老後の準備をしていけばいいのでしょうか?
介護について
身内や家族を頼ることのできないおひとりさまの老後でまず大切なのが「横のつながり」です。
気の知れた友人や身近な人に伝えておいたり、
地域や趣味などで交流を深めておいたりすることも大切です。
そして、いよいよ自分だけで生活することが難しくなった場合、
施設に入るなどという事も視野に入れておく必要があります。
この場合、どのくらいお金が必要なのかを考えしっかりと備えておくことも大切ですし、
他にどのようなサービスを受けられるかを調べておくことで、老後の不安が減らせます。
おひとりさまは遺産をどうしたらいい?
おひとりさまの終活で意外と見落としがちなのが、遺産の事です。
遺すような遺産がなかったり、身内がいないから遺産相続の問題は起きないと
簡単に考えてしまったりしてしまいがちですが、出来れば希望通りに遺産を遺したいですよね。
おひとりさまで身内がいない場合、残された遺産は国庫に入ることになります。
しかし、遺言などを遺すことによって、希望に沿って遺産を遺すことができます。
お世話になった人に遺す
例え身内がいなくても、とてもお世話になったという人がいる人も多いのではないでしょうか?
きちんと遺言を残せば、このような人に遺産を遺すことができます。
寄付をする
個人に遺産を遺すほかにも、自分が寄付をしたい団体などにそのまま遺産を遺すことも出来ます。
おひとりさまの終活のやり方がわからない時はどうする?
家族がいる人なら終活を行う時にいろいろと相談をすることができます。
しかし、おひとりさまの場合相談する人がおらず
どのように終活を行ったらいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか?
ではそんな人はどうすればいいのでしょうか?
プロに相談する
今、終活が注目されており、終活の専門家という人もいます。
他に相談する人がいないというのであれば、
終活のプロに相談しながら自分なりの終活を勧めていくのも一つの方法です。
専門書を読む
人に相談するのに抵抗がある人は、専門書を読むのも一つの方法です。
最近では、初心者でもわかりやすく書かれた終活の本もたくさん出版されていますし、
ネットでも情報を探すことができますよ。
おひとりさまでもしっかりと終活をして老後や死後に供えよう
おひとりさまだからと言って終活は必要ないという事はありません。
逆におひとりさまだからこそ終活を行うことが必要なのです。
自分の死後を希望通りにするため、そして老後を充実させるためにも
しっかりと終活を行うようにしましょう。
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