日本の夏の風物詩と言えばやっぱり花火!
しかし、2020年はコロナの影響で各地の花火大会が中止になってしまい、毎年楽しみにしている人にとってはとても残念ですよね。
そこで、代わりに手持ち花火や個人向けの噴出花火・打ち上げ花火などを楽しんだ人も多いのではないでしょうか?

手持ち花火っていくつになってもテンション上がりますよね!
最近花火をやると子供にほとんど遊ばれてしまうのでちょっぴり残念…。
花火をたくさん買ったのはいいけれど、困るのが余った花火の処分です。
そもそも普通のごみとして処分してもいいのか分かりませんし、もしかしたら取っておけば来年も遊べるかもしれませんよね。
そこで今回は、手持ち花火の期限や処分方法などについてご紹介します。
手持ち花火は基本的には期限はありません
まず手持ち花火の期限ですが、基本的にはありません。
そもそも花火は時間の経過で劣化するものではないので、上手に保管さえできれば何年でも使用できるという事になるのです。
ただ、花火の業界基準としては10年を期限としています。
もちろん保存状態が良ければ10年以上たっても使用できますし、逆に湿気ってしまえばその年に買ったものでも使えなくなってしまいます。
手持ち花火は湿気に弱い!正しい保管方法はこちら!
手持ち花火を初め、火薬の天敵ともいえるものがズバリ湿気です。
つまり、手持ち花火を長持ちさせるためには、まずは湿気させなければいいという事になります。
ではどうやって保管すればいいのかというと、新聞紙にくるんで保管するのが一番良い方法となります。
さらに、乾燥材を一緒に入れ、包んだ新聞紙ごと紙袋に入れるとより湿気させにくくなりますよ。
保管場所は、火を避けてさらに直射日光が当たらないところがおすすめです。
湿気った花火も復活させられるかも
もしも湿気った花火があったら、あきらめずに乾燥剤とともに新聞紙で包み、ビニール袋に入れてしばらく置いておきましょう。
乾燥材が湿気を吸い取ってくれるので復活できることもありますよ。
こうなっていたら処分がおすすめ
花火には基本的に期限はありませんが、例え湿気っていなくても状態が悪くなっているものは使用せずに処分するようにしましょう。
無理に使用すると事故の元になる可能性が考えられます。
ではどのような花火は使わない方がいいのでしょうか?
★点火部分がはがれて火薬がむき出しになっている
★全体的に柔らかくなっている
★つぶれている
このような花火は危険です。
未使用の手持ち花火はどうやって捨てたらいいの?
使用出来ない未使用の花火を処分したいけれど、他のごみと一緒に燃えるごみとして捨てるのはちょっと不安ですよね。
未使用の花火の捨て方は、自治体によって違いがあります。
もしも燃えるごみとして捨てられるのであれば、まずはしっかりと水につけて火薬部分を浸水させてから捨てるようにしましょう。
回収不可の場合には、専門業者に回収依頼をするなど自治体の指示に従うようにしてください。
余った手持ち花火はきちんと保管して来年楽しもう
購入した年に使い切れなかった花火は来年には持ち越せないからと、シーズンが終わる頃に処分してしまうという人は案外多いものです。
しかし、きちんと保管すれば来年でも再来年でも十分に楽しむことができますよ。
ぜひ残った花火はとっておいて、来年また楽しみましょう。
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