こんにちは!

真夏はアイスを食べたいというよりも、自分自身がアイスのようにドロドロに溶けてしまっているようなさくらもちですヾ(≧▽≦)ノ
突然ですが、アイスの賞味期限って確認したことはありますか?
パッケージを見ると分かるのですが、市販されているほとんどのアイスには賞味期限が書かれていないんです!
でも、賞味期限が書かれていないとどのくらいの期間食べることができるのか不安ですよね。
そこで今回は、夏に気になるアイスの賞味期限についてご紹介します。
アイスの賞味期限は特に決められていない
アイスの賞味期限は特に決められていません。

でも、いろいろな材料を使って作られているのに、なぜ他の食品と違って賞味期限がないの?
確かに、食品なのに賞味期限がないと不安ですよね。
そこで、なぜアイスには賞味期限が書かれていないのかご紹介します。
きちんと冷凍庫で保管すれば長期間保管できる
アイスは基本的に冷凍庫で保管しますよね。
冷凍庫ではマイナス18℃以下が保たれており、その中では菌が増えるのを抑えてくれます。
その為、しっかりと冷凍保存をしていればアイスは劣化が遅くなり、長期保存ができるのです。
法律でもアイスクリーム類は期限を記載しなくてもいいとしている
アイスはきちんと冷凍保存をしていれば長期保存が出来るため、法律でもアイスクリーム類は賞味期限を記載しなくてもいいという事が決められています。
アイスを長期間保存するためには保存方法を守る
アイスの賞味期限が特に決められていないのは、冷凍保存をすることで菌の繁殖が抑えられているからです。
逆に言えば、しっかりと冷凍保存をしていなければ劣化し、品質が落ちるものでもあるのです。
アイスは賞味期限がないからと安心せずにしっかりと保存方法を守ることも大切です。
★アイスの中には賞味期限が書かれているものもある
アイスには基本的に賞味期限は書かれていませんが、中には賞味期限が表示されているものもあります。
賞味期限が書かれているアイスの多くは保存料などの添加物をほとんど使用していないものです。
中には会社のポリシーとして消費者の安全を考慮してあえて賞味期限を表示しているものもあります。
食べかけのアイスは長期保存できる?
未開封のアイスはしっかりと保存しておけば長期保存ができることは分かりましたが、食べかけのアイスはどうなんでしょう?
市販されている大容量(ファミリーサイズとか)のアイスは普通のアイスのようにすぐに食べきることができるものではないので気になりますよね。
では次に、食べかけのアイスの賞味期限について見ていきましょう。
一度開けると空気に触れて酸化が始まる
アイスは、一度開けると空気に触れて酸化が始まります。
その為どうしても風味が落ちてしまいますよね。
それだけでなく、一度開けて溶けてしまったアイスも溶ける前と同じような食感が損なわれてしまいます。
一度開けたアイスは密封容器に入れて保管すれば長持ちする
やっぱり一度開けたアイスはすぐに食べなくちゃいけないの?と思いがちですが、きちんと保管すればある程度は長持ちさせることができますよ。
大切なのは、なるべく空気に触れさせず密封した状態で保管するという事です。
それでも風味などは落ちてしまいますが、1週間程度はおいしく食べることができます。
霜がついたアイスは長期保存できる?
買ってきて長期間冷凍庫にアイスを入れていて、開けたら霜がついていたなんて言う経験はありませんか?
霜を見ると、なんだか劣化してしまって食べない方がいいんじゃないかって思いがちですよね。
あのアイスについた霜の正体は何なのでしょうか?
そして霜がついたアイスはもう食べられないのでしょうか?
霜の正体はアイスの水分
霜の正体はズバリ、アイスに含まれていた水分です。
アイスを保存しているときに一時的に温度が上がり、水分が蒸発して表に出てきたものが再び凍ったものがあの霜なんです。
品質に問題はないけれど風味は落ちる
アイスについた霜はアイス自体から出てきた水分なので、食べても何も問題はありません。
ただ、アイスの中の水分が出てしまっているので、多少風味が落ちてしまっていますし、アイスの滑らかさも落ちています。
★明治では全てのアイスに賞味期限を表記することを決定
明治は、2020年1月に自社商品のアイス全てに賞味期限を表示することを決定しました。
2020年6月から順次行い、2021年4月には全てのアイスに賞味期限を記載します。
その理由として、
- 消費者から賞味期限の問い合わせが多かった
- 海外ではアイスの賞味期限を2年としている国が多い
などをあげています。
明治ではアイスの保存試験を2年間行い、その間品質劣化が少ないことが確かめられたとして、最大2年の賞味期限を定めました。
まとめ
アイスには特に決められた賞味期限はなく、基本的ににおいや味に異常がなければ食べられます。
極端に言えば、10年経ったアイスでも保存状態が良ければ食べることが可能だという事が言えるのです。
しかし、賞味期限がないからと言って必ずしも長期間保存ができるという訳ではありません。
正しく保存をして、いつまでもおいしくアイスを楽しみましょう。
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