社会人になると、お葬式に参列することも多くなってきますよね。
会社関係や知人、身内や友人など。

さくらもちが初めて一人でお葬式に参列したのは、会社の上司のお母さんが亡くなったときでした
子供の頃は親について参加するだけでしたが、社会人ともなれば自分できちんと判断して参列しなくてはいけません。
そこで引っかかるのが「通夜と葬儀の違いって何?」という壁!
良くわからないけど何となく知ったふりして過ごしていませんか?
でも、きちんと知っておかないといざという時に恥ずかしい思いをすることになりかねません。
恥ずかしい思いをしないためにも事前にきちん通夜と葬儀の違いを知っておきましょう!
まずは通夜と葬儀のそれぞれの意味を見てみよう
通夜と葬儀の違いを知るには、まずそれぞれの意味を知る必要がありますよね。
では、通夜と葬儀の意味を一つ一つ見ていきましょう。
通夜とは
お通夜というのは、一般的に2日行われるお葬式の中で、1日目に行われる法要の事です。
「通夜」という言葉には、夜通しご遺体を守るという意味があります。
最近ではほとんど行われなくなりましたが、昔は遺体を夜通し見張り、悪い例から守るという風習があったので通夜と呼ばれるようになりました。
今では、1~3時間ほど行われ、家族や友人の他、知人などが集まって供養をすることが一般的となっています。
最近増えてきている「半通夜」って何?
最近では参列者などの都合に合わせて半通夜を行うお葬式が増えてきています。
本来通夜というのは、通夜式が行われた後会食が行われ、その名の通り近親者が夜通しご遺体の番をします。
しかし半通夜は夕方から始まり、1~2時間ほどで終わらせるという簡素なものになっています。
葬儀とは
お葬式の1日目に行われるのが通夜、2日目に行われるのが葬儀だと思っている人も
いるのではないでしょうか?
しかし、葬儀というのは、通夜の翌日に行われる法要の中でも、僧侶の人が亡くなった人のためにお経を唱える儀式の事を指します。
因みに、葬儀の後に親族や友人知人など故人と生前交流があった人たちが最後のお別れをする儀式の事を告別式と言います。
通夜と葬儀は全く違う
通夜と葬儀のそれぞれの意味を見てみると、通夜は1日目の法要の事を指し、葬儀は2日目の法要の中でも、僧侶の方がお経を唱える儀式のみの事を指すという事で全く違う事がわかります。
もともと2日目の葬儀と告別式を合わせて葬式と言うのが正しいのですが、最近では「葬儀」も「葬式」と同じ意味で使われることが多くなってきています。
通夜と葬儀、参列するならどっち?
お葬式の連絡を受けたとき、通夜と葬儀どちらに参列したらいいのか困ってしまう事はありませんか?
通夜と葬儀は、どちらに参加すればいいという明確な決まり事はありません。
もしも亡くなった人が近親者や親しい友人であれば、出来れば両方参列した方がいいでしょう。
しかし、そうではない場合には本来であれば正式な儀式は葬儀・告別式となるため葬儀に参列します。
ただ、葬儀・告別式は後に火葬が控えているので昼間に執り行われることが多く、会社勤めなどの場合は参列が難しいですよね。
そこで今では夕方に行われるため参列がしやすい通夜に参列する人がほとんどです。
もちろん通夜よりも葬儀・告別式の方が都合が良いという場合にはそちらに参列しても問題はありませんよ。
通夜と葬儀の違いって何?まとめ
通夜や葬儀というのは似たような意味を持つように思えても、実際には全く違う意味です。
これらの意味を知らないで済ませていると、相手の話している意味を取り違えてしまったり、恥をかいたりしてしまう事が考えられます。
そうならないためにも通夜と葬儀の意味や違いをしっかりと覚えておきましょう。
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