
終活ってやることがたくさんあってどれから始めたらいいのかわからない!
という人も多いのではないでしょうか?
もしもあなたが終活で何から始めたらいいのか迷っているのなら、まずは終活ノートを書く事から始めてみてはいかがですか?
終活ノート(エンディングノート)とは、自分の情報や亡くなった時の希望を書き残し、もしもの時に遺族が困らないようにするためのものです。
ただ、最近では終活ブームという事もあり、たくさんの終活ノートが販売されていることからどれを選んだらいいのか悩んでしまう人も多いようです。

折角ならじぶんにあった終活ノートを選びたいですよね。
そこで今回は、
・終活ノートの選び方
・おすすめの終活ノート
・終活ノートの書き方や注意点
・終活ノートの保管方法
などについてご紹介します。
あわせて読みたい
終活に欠かせないエンディングノートとは?内容や書き方もご紹介!
終活ノートの選び方
終活ノートを買う前に、まずは終活ノートの選び方から見ていきましょう。
いざという時に家族が読むことになる終活ノートですから、きちんと選びましょうね。
デザインで選ぶ
自分の事を細かく書き残す終活ノートですから、デザインにもこだわりたいですよね。
終活ノートの中には、シンプルなデザインのモノからカラフルなもの・おしゃれなデザインのものまでたくさんの種類が販売されています。
ぜひその中からお気に入りの1冊を見つけてみて下さい。
自分が書くときはもちろん、残された家族が見る時にもきっと気分が軽くなりますよ。
説明がついているものを選ぶ
専門家の人と相談しながら終活ノートを書き進めるなら何を書けばいいのか困ることはありませんが、一人でノートを書くとなると何を書いたらいいのかよくわかりませんよね。
折角書き始めたのはいいけれど、書き方がわからなくて挫折をしてしまっては意味がありません。
そんな終活ノート初心者の人におすすめなのが説明書付きの終活ノートです。
ひとつひとつ項目に対してどのように書けばいいのか詳しく書かれているので、どんどん書き進めていくことができますよ。
ボリュームで選ぶ
終活ノートとひとことに言っても、書ける内容は違ってきます。
必要最低限のシンプルなものから、細かな事や家族へ残したい言葉などまでが書けるようになっているボリュームのあるタイプまで様々です。
初めて終活ノートを書くという人は、最初から厚みのあるものだと書く前からしり込みしてしまいます。
まずは簡単に書き進めやすいシンプルで薄めのモノから始めるのがおすすめです。
タイプで選ぶ(ファイルタイプ・ルーズリーフタイプ)
終活ノートには、ノート型の物の他にファイルタイプやルーズリーフタイプのものもあります。
ファイルタイプならノートに書き記すだけでなく、残しておきたい写真や手紙なども一緒にファイリングしておくことができます。
ルーズリーフタイプなら、後から付け足したい項目が出てきたときに簡単に増やすことができます。
ぜひ自分のスタイルに合ったものを選んでくださいね。
オススメの終活ノート5選
終活ノートを購入するといっても、種類がたくさんあってどれを選んだらいいのか分からなくなってしまいますよね。
そこでここでは数ある終活ノートの中でも特に人気が高いものを厳選してご紹介します。
エンディングノート もしもの時に役立つノート
「終活ノート選びに悩んだらこれ」と言い切れるくらい定番でおすすめの終活ノートです。
細かい内容まで描けるようになっているだけでなく、項目ごとに書き方が記載されているので初めての人でも簡単に書き進めることができます。
ビニールカバー付きなので、汚すことなく長期保存も出来ますよ。
自分史年表+エンディングノート 令和版
以前出ていた「自分史年表+エンディングノート」が令和となって新しくなりました。
その名の通り、エンディングノートとしてだけでなく、自分が今まで歩んできた人生を年表にして書き残すことができます。
自分年表は1925(昭和元)年から書けるようになっていて、自分史を家族に残すだけでなく、自分自身で今まで歩んできた人生を振り返ることも出来ます。
自分史を記すことで、今までの人生が整理でき、残った人生をどのように生きていきたいのかを考えることができますよ。
星の王子さまエンディングノート
普通の終活ノートだとちょっと堅苦しいという人におすすめなのが、この星の王子さまエンディングノートです。
表紙に書かれている星の王子さまのイラストだけでもう癒されますし、中にもたくさんのイラストや星の王子さまの言葉があちこちにちりばめられています。
終活ノートとしてもすぐれていて、必要な内容が書き込めるようになっているのはもちろん、分かりやすいようにそれぞれ丁寧に説明書きがあります。
可愛いもの好きの人はもちろん、終活ノートの書き方がよくわからないという人でも簡単に楽しく書き進めていくことができますよ。
星の王子が好きな人や、おしゃれな終活ノートが欲しいという人におすすめです。
プレシャス・エンディングノート
弁護士として有名の大渕愛子さんが監修した終活ノートです。
女性でも手に取りやすいおしゃれでシンプルなデザインになっていて、しかも表紙のカラーがピンクとブルーの2色から選べるのがいいですね。
もちろん内容も充実していているので、遺したいことをしっかりと書き残すことができます。
中身がポップなので手帳のように書きすすめられて、「終活ノートを書くのはちょっと…」という人でも楽しく書けます。
一項目一ページと分かりやすくなっているのもおすすめです。
もしものときのエンディングノート
こちらは相続問題や遺言相談などで信頼の高い弁護士、江崎正行さんが監修した終活ノートです。
必要な項目だけがしっかりと効率的にまとめられているので、後から見る人が見やすい構造になっています。
内容は充実していてもページ数が少なく、無駄を省いた終活ノートと言えます。
シンプルな分価格も低めとなっているので、「分かりやすいものがいい」という人におすすめです。
終活ノートは無料で手に入るものもある
ここまでは市販されている終活ノートを紹介してきましたが、実は終活ノートは無料で手に入れることができるものもあります。
ここでは無料で手に入る終活ノートと手に入れる方法をご紹介します。
インターネットから無料ダウンロードする
終活ノートは様々なサイトから無料ダウンロードすることができます。
無料でも内容は充実しているので、
- 終活ノートにお金をかけたくない
- とりあえず終活ノートとはどんなものなのか見てみたい
という人におすすめです。
おすすめのダウンロードサイト
様々なデザインの中から好きなものを選ぶことができます。
ページ数も64ページと充実していて、内容もしっかりしています。
シンプルで書きやすく、中身が充実している終活ノートです。
項目ごとにダウンロードできるので、必要な項目だけ選んで自分だけの終活ノートを作ることができます。
基本の内容を全て網羅した終活ノートの他、空白ページやもしもの備えに特化した終活ノートの他、必要なページだけ組み合わせてダウンロードできるなど、無料なのに充実した内容となっています。
カラーが「桜色」「空色」の2色から選べるのもいいですね。
自治体で無料配布しているものをもらう
自治体によっては終活ノートを無料配布しているところもあります。
ただ、全ての自治体で配布しているという訳ではありませんし、内容や配布方法などにも違いがあります。
気になる人は一度自分の住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。
終活ノートはいつから書き始めたらいいの
終活ノートは気になるけれど、
いつから書き始めたらいいのかな?
と迷っている人もいるのではないでしょうか?
終活ノートはいつから書き始めればいいという明確なものはありません。
高齢の人ならもちろん書く事をおすすめしますが、若い人が書いても問題はありません。
終活ノートは遺言と違って内容が変われば簡単に書き直すことや書き足すことができるので、自分が書きたいと思ったタイミングに書き始めてみてはいかがですか?
終活ノートを書くときの注意点とは
終活ノートを書こうと決めたけれど、ただ書くだけではいけません。
では、終活ノートを書くときの注意点をいくつかご紹介します。
終活ノートには法的効果はない
良く遺言書を遺しておくと、自分の死後に遺言書に書かれたとおりに物事が進むことになりますよね。
しかし、終活ノートには遺言書のような法的効果はありません。
死後の希望を書いておいても必ずしも叶えられると限らないのです。
個人情報の記載には気をつけよう
終活ノートに書く内容の一つにクレジットカードの暗証番号やインターネットサイトのアドレスパスワードもありますよね。
ただ、これらの個人情報を他人に知られるのはよくありません。
気になる場合には、事前に個人情報だけ別のノートに記載しておくなどしておくと安心です。
終活ノートを書いたらどうやって保管する?
終活ノートを書いたらきちんと保管しておくことが必要ですが、どこにどうやって保管したらいいのか悩みますよね。
終活ノートの保管場所はどこに置いたらいいというのははっきりと言えません。
なぜなら、終活ノートは自分がもしもの時に家族に読んでもらうものだからです。
家族が分かりやすく、なおかつ盗難などに合いにくい場所がおすすめです。
そして、終活ノートを書いたら家族にどこに保管するかきちんと伝えておきましょう。
終活ノートのおすすめはこれ!まとめ
終活ノートは終活を行う上で欠かせないものです。
終活ノートを選ぶ時には、市販されている物から自治体で無料発行されているもの、インターネットでダウンロードできるものなどがあります。
終活ノートは自分がもしもの時に家族などに読んでもらう大切なノートです。
ぜひ自分に合ったノートを見つけてみて下さいね。
合わせて読みたい
終活に欠かせないエンディングノートとは?内容や書き方もご紹介!
コメント