最近注目されている断捨離。
皆さんの中にも断捨離をしてミニマリストを目指している人も多いのではないでしょうか?
確かに断捨離をして物の少ないすっきりとした生活は一見とてもよさそうですよね。
でも、断捨離をやりすぎることで「断捨離依存症」になってしまう人もいるのです。
そこで今回は、
・断捨離ってやりすぎるとどうなるの?
・断捨離をやりすぎないようにする注意点
などについてご紹介します。
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なぜ断捨離をやりすぎてしまうの?
断捨離って、最初はとても難しいものです。
大切に取っておいたものを処分するのはとても勇気がいることですよね。
でも、ヒートアップしてくると捨てる事自体が目的となってしまい本当に必要なもの・大切なものまで処分してしまう人もいます。
なぜ断捨離をやりすぎてしまうのかというと、自分自身の思い込みや処分することや物のない部屋に酔ってしまうからです。
他にも、雑誌などの特集を見て、
「断捨離で有名な○○さんが進めていたから」
などと言うように、断捨離を行うこと自体がトレンド、やればやるほどいいという風に感じてしまうようになるのです。
断捨離依存症の恐怖
必要なもの・大切なものまで断捨離してしまうようになると、もう立派な「断捨離依存症」です。
でも、自分自身では依存症なのかどうかわからないものですよね。
ここでは、断捨離依存症の恐怖はどのようなものなのかご紹介します。

ちょっと怖いけど依存症にならないためにもしっかり読んでね。
捨てることが楽しくなってしまう
断捨離の目的というのは、不必要なものが入ってくるのを「断」ち、必要のないものを「捨」て、物への執着から「離」れるというものです。
つまり、あくまで不必要なものを増やさない、取っておかないというのが目的です。
でも、断捨離依存症になってしまうと捨てること自体が楽しくなってしまい、捨てること自体が目的となってしまうのです。
大切なものまで捨ててしまう
断捨離で捨てるのは、あくまで余分なもの・不必要なものだけです。
本来はいつ使うか分からないもの、本当に必要か分からないけれど、「とりあえず取っておく」というものを捨てることが正しい断捨離です。
しかし、断捨離依存症となると、物を持たないこと・物を捨てることのみに執着してしまいます。
そうなってくると、生活に必要不可欠なものや、大切な思い出の品などまで捨ててしまうのです。
結果的に周りの人まで「断捨離」することになる
断捨離依存症になってしまうと、自分の物はもちろん人のものまで自分の物差しで判断して断捨離をしようとします。
断捨離をする場合、人のものに勝手に手を付けるのは良い事ではありません。
最低限必ず持ち主に確認を取ってから処分をすることが大切です。
自分のもの・人のものの区別なくどんどん断捨離をしていくことで、結果的には自分から人が離れていき、人まで「断捨離」してしまうことにもつながりかねないのです。
断捨離をする時の注意点とは
断捨離はとても良い事ですし、身の回りのものを減らすことで見た目も良くなり過ごしやすくなります。
しかし、断捨離をする時にはいくつかの注意点があります。
自分のものだけを断捨離するようにしよう
先程もお話しした通り、断捨離は自分のものだけを行うのが基本です。
誰だって人に自分の物を勝手に捨てられて良い気はしませんよね。
断捨離をする時には自分のものだけにして、もしも人のものも断捨離する場合には必ずその人に確認をしてから処分をするようにしましょう。
断捨離をするのは1年に1回くらいにしよう
普段から断捨離ばかり気にしていると、断捨離依存症になってしまう可能性があります。
断捨離というのは、捨てる事だけでなく不必要なものを普段から購入しないようにすることも大切です。
家の中の断捨離は1年に1回程度にして、普段は買い物に出かけたときなどに不必要なものを買わないように気を付ける程度にしておきましょう。
断捨離はほどほどにしよう
ものであふれる家の中を思い切って断捨離し、ミニマリストを目指すのはとてもいいことです。
しかし、物事には何にでも限度というものがありますよね。
それは断捨離にも言えることです。
断捨離もやりすぎてしまうと、身の回りに物がなくなるばかりか人もいなくなってしまい、逆に不便な生活を送ることにもつながりかねません。
そうならないためにも、断捨離は正しく行うようにしましょう。
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